長崎観光をあとにし、僕たちはハウステンボスへと向かった。
今回のメインイベントはここにあった…

何やら夏に行われる花火大会の決勝に向けて、世界各国から花火師が集い、
この時期に予選会が行われるとのことで、この日はロシア代表の花火師達による
打ち上げ花火が慣行することとなっていた！

花火が打ち上がるのは午後８時半だということで、５時くらいに着いた僕たちは
少し夕食までの間、ハウステンボス内を散策することにした。

夕焼けが園内を美しく輝かせていく…

横には大切な彼女が夕焼けの美しさに増して僕に微笑みかけてくれる。
とてもこの花火を楽しみしていた彼女…
僕を見つめる彼女の目は、ずっと「ありがとう…」と
言ってくれていたように思えた…

夕食までのほんの少しの散策ではあったが、彼女と手をつなぎ、
腕を組み、こうして歩いているだけで、ただただ僕は幸せでしかなかった…

ホテルへと戻り、僕たちは夕食会場へと足を運んだ…
ディナーはバイキングだった。
好き嫌いの多い僕にはバイキングは持って来いではあるが、
何でも食べれる彼女からすれば、少し物足りなさがあったかもしれない。
ホテルでディナーコース！男としてはやはり初旅行でバイキングではだめだ！
と、少し反省をした…(;^_^A

それでも愛する彼女との素晴らしいディナーがスタートした！

彼女と食事をするのは何度もこれまでも繰り返しては来たが、
この日に限っては、ずっとずっと二人で居られることの喜びだけが、
いつもと違う喜びとなり、僕の心を躍らせた…

お酒を共に酌み交わし、少しほろ酔い気分になる。
しかし僕はこんなところではまだまだ酔っている場合ではなかった…
食事を済ませ、部屋へと戻る…
いよいよ待ちに待った花火が打ち上げられる時間へと押し迫った…

part３へ続く…