ただ逢いたいと願う…
彼女と別れて四日目…
たった四日しか経っていないが、僕にはとても長く感じてしまう…
昨日突如どうしても困った事が起こってしまい、思わず彼女を頼ってしまった…
もう連絡をしないと約束したばかりだったにも関わらず、連絡してしまったのは、僕には頼るのが彼女しかいなかったからだ…
何とかその場を自力で切り抜ける事が出来たが、心配してくれた彼女はとても優しく応じてくれた…
メールのやり取りだけで決して声が聞こえる訳ではないが、僕にはしっかりと彼女の言葉が声となって届いた…
逢いたい… 逢いたい… とただただ願うばかりだった…
別れてからも毎日毎夜、彼女から連絡が来ないかと待ちわびている自分がいる…
また彼女のあの細い肩、そして腰に手をまわし、力強く抱き締めたい…
彼女の香り、柔らかい唇も、本当に大好きだった…
「逢えない夜を数えて、切なさのグラスに愛を注いで、こんなにも愛しく想えたのは君だけ…今も心の中で…」
僕はいつもいつまでもそう叫び続けている…