頑張れ俺!
今日は一日ゆっくりする事が出来た!
とにかく寝て、また寝て、寝まくった!
休みだった事もあり、夕方彼女が仕事に向かう時も送って行く事が出来た!
彼女は休みならゆっくりしててと、気を使い遠慮はしてくれるけど…
僕にとってはありがた迷惑な話だ…
少しでもいいんだ…
彼女に会えるチャンスがそこにあるなら、
僕はそのチャンスを無駄にはしたくない…
彼女を送り届け、家へと戻ると、僕は部屋の片付けをした。
彼女が来た時に気持ちよく、居心地もよく思ってもらいたいからだ…
片付けを済ませると、今度はひたすらパソコンとにらめっこする…
5月には彼女の誕生日がある…
その時僕は彼女に何をしてあげれるだろうか…
彼女はその時、どんな笑顔を見せてくれるだろうか…
そんな事を考えているだけで、僕は幸せなんだ…
彼女は僕に私の為ではなく、自分の為に…自分をもっと大切に…って言うけれど…
彼女に会える事…彼女を愛する事…彼女の笑顔が見たいと思う事…彼女を幸せにしたいと思う事…
そんな気持ちを大切にすることが、自分の為にもなっている…
そう思っている…
夜…今度は彼女を迎えに出掛ける…
少しばかり遅くなってしまったせいもあり、彼女と食事を済ませ彼女を家へと送り届け、
僕は自宅へと戻った…
また少しの間…彼女とは会えないのかと思うととても寂しくなる…
これもふとした時に起こる僕の病気だ…
自分はいったいなんなのか…
彼女にとって僕はどれほどまでに必要な人間なのか…
そんな事を考え込んでしまう時がある…
絶対的に必要な存在…
男は皆そうなのか…
僕だけがそう思うのか…
男として、愛する人に、必要とされるから、
僕は頑張れる…
遅いとか、今さらとか、言われるのがオチだけど…
時間を戻せぬ以上は僕には反省しか出来ない…
反省からたくさんの事を学び、人々はそこから這い上がろうとする…
どれだけ冷たくされても、どれだけ必要とされなくても…
僕は必ずまた笑顔のある日々が訪れる事を信じて、頑張るしかないんだ…
この病気は彼女がもっとも嫌う病気だ…
彼女もまた僕の笑顔が大好きだ…
だから明日には、またしっかりと前を向いて、
笑顔になれるように…
頑張れ…俺!