君と出逢って…
彼女と出逢って僕は変わった…
今までしなかったこと、今までできなかったこと…
あらゆる面で僕は変わることが出来た…
最初はただただ遠くから見つめる事しか出来なかった彼女が、
今では僕の胸の中で眠ってくれる存在になっている…
出逢った頃、僕は幾日も幾日もただただ彼女を見つめる事しか出来なかった。
今思えば、きっとそれは一目惚れだったと思う…
背の高さ、とても小さな顔、足の細さ、二重まぶたの大きな目、
何よりもの、素敵な笑顔… 僕は出逢った時、一瞬にして心を奪われたんだ…
どこにいても何をしていても彼女の事が必要以上に気になり始めた…
周りの人達には申し訳ないが、僕はただただ彼女の為に頑張り続けた…
彼女の笑顔が見たいから、彼女にカッコイイって思われたいから、
彼女に凄い!って思われたいから、とにかく前だけを向いた…
勉強もした、仕事も頑張った、ダイエットもした…
彼女への想いは日増しに募っていく…
こんな子が、僕の彼女になってくれたらどれほど幸せな事だろうと毎日思った。
ドラえもんの「もしもボックス」があるのなら何としてでも欲しいと願った…
明日逢える事、今日逢える喜び、ただただ彼女に逢える喜びが僕の全てだった…
思いっきりの度胸もなく、月日だけが過ぎていく…
そんな時、僕の同級生が病で亡くなった…
涙に明け暮れる中、何かが聞こえたように思えた…
それはきっと誰かの声ではなく、自身の声だったと思う…
「残りの人生悔いを残すな…」そんな言葉を僕は自身で語り掛けていたに違いない…
勇気を振り絞って告白することを決意した…
最初は戸惑いがあった彼女だったが、僕は決して諦めなかった…
とにかく一心で僕は彼女に思いを伝え続けた…
何を失っても構わない… 誰に何と言われようとも構わない…
彼女と一緒に居れるなら、僕はどんな険しい道のりも、どんな高い壁も乗り越えて見せる自信しかなかった…
辛い時も、苦しい時も、どんな時も、何があっても、
僕が彼女を守ってみせる… 僕が彼女を必ず幸せにしてみせるんだ…
あれほど遠く遠くで見つめる事しか出来なかった彼女…
近くで話をしても、遠くから見つめてもいても、決して触れることが出来なかった彼女が、今では僕の腕の中で眠ってくれている…
気が付けば付き合って1年が過ぎたが、僕は2年半前に君と出逢って、そして好きになって…
あの時と何一つ変わらぬ愛が今もここにある…
僕は絶対に諦めたりはしない、彼女はきっと、僕のそんな夢に向かって決して諦めずに戦い続ける僕を好きになってくれたから…
僕の全てはここにある、彼女のお陰で僕のいろんな景色が鮮やかに彩られ変わっていく…
僕たちの好きなアーティストの曲にこんなうたがある…
「君と出逢って、僕の今までの全てが変わったんだ…」
そう生まれて初めてこんなにも人を好きになり、僕は彼女と出逢った事で、自分以上の自分にも出逢えた気がする…
二度と誰の手にも渡さない、僕が必ず彼女を幸せにするんだ…
毎日笑って、笑顔の絶えない日々を必ず築いていくんだ…
僕の大好きな彼女、その彼女の「笑顔」が僕は何よりも大好きだから………
僕は彼女を愛している… 誰に何と言われようとも… これからもずっと。。。