人を愛するという事…
人を好きになるという事、それがこんなにも辛くて苦しいという事を、僕は改めて実感している…
先週の土曜日、僕は彼女と映画を見に出かけた…
とても僕たち二人と照らし合わすかのような、二人にとっては凄く身近な映画だった…
出逢う激心、逢う喜び、共に過ごす時間の大切さ、そして二人だけの笑顔…
その裏には苦しみや悲しみもあるが、決して誰にも邪魔などできない空間がそこにはある…
映画を見ていて1番僕の心に残ったシーンがある…
『どうして〇なの?どうして私じゃだめなの?』
主人公の彼が最後に言い残した言葉…
『わからない… でもどうしても〇じゃないとダメなんだ…』
僕も同じ遭遇に出くわしたなら、僕も同じことを聞かれたなら、
きっと… いや、必ず僕も彼と同じ言葉を口にしているに違いない…
僕にもわからない… 僕にもなぜだかわからない…
僕と彼女は合わない事だらけなのかもしれない…
互いの理想や思い違いもたくさんあって、苦しい事や悲しいことだらけなのかもしれない…
だけど… それでも僕は彼女を愛している…
どうしても… 誰に何を言われても、僕は彼女じゃないとダメなんだ…
でも…
僕の前にはもう彼女はいない… 寂しくて寂しくて… ただただ辛さしか残らない…
本当に嫌われてしまったのかすら僕には本当の真相もわからない…
これ以上彼女を傷つけてしまうことを考えたり、これ以上彼女に嫌われることを考えると、とても逢いに行く勇気は今の僕にはない…
本当に嫌われてしまっていたとしたら、たとえその日が訪れても彼女は決して待ってなんて居てはくれないだろう…
それでも僕は前を向いて歩いていきたい…
下を向いたり、諦めたりしていたら、僕が僕でなくなってしまう…
そして、そんな僕を彼女が見たら、本当に嫌われてしまうような気がするから…
主人公の彼が最後に言い残した言葉…
『わからない… でもどうしても〇じゃないとダメなんだ…』
人を好きになるという事に道理などない…
誰に何と言われようとも僕は彼女を今でも愛している…
ただそれだけだ…